キッチン設備は家電スペース・バランスを考慮して選ぶ

キッチン設備を新しくする場合は、キッチンの形に注意しましょう。L字型やI字型、アイランド型など様々な種類があります。特に注意したいのがL字型です。L字型はコーナー部分がデッドスペースになりやすく、収納スペースが少なくなります。

見た目や使い勝手の良さから対面式キッチンにしたい、という方は多いですが、キッチンスペースを広く確保しなければいけないため、リビングやダイニングとの兼ね合いも考えましょう。どの形がいいか迷ったら、最初に家電スペースを考慮してみるのもおすすめです。たとえば冷蔵庫置き場を先に考えると、調理中でも家族みんなが冷蔵庫を開閉しやすくできるでしょう。

また、注意したいのがシンク・調理場のバランスです。シンクを大きくしたりコンロを増やしたりした結果、作業スペースは現在より狭くなってしまった、ということもあるので、ご注意ください。

トイレは狭くならない工夫や機能の比較を行う

トイレの便座を大きいものに変更すると、当然スペースを取ります。トイレ内のスペースが狭くなると窮屈な印象になるだけでなく、掃除がしにくくなることもあるので注意が必要です。狭い空間を広く見せたいなら、タンクレストイレを選ぶ方法もあります。

ただし、タンクレスは別途手洗い場の設置が必要です。手洗い場を別に設置する場合は、追加で掛かる費用やタオル掛けを近くに配置できるか考えましょう。

また機能面では、汚れが付きにくい床や壁材、リモコン付き温水便座、センサー付きトイレなどが選べます。掃除を楽にしたいなら便器に凹凸がなく、自動お掃除機能が付いたものがおすすめです。

お風呂は将来のことも考えて選ぶ

浴室を広くする場合は、間取りの変更に注意が必要です。拡張工事は工期が長くなりやすく、工事期間中はお風呂が使えません。将来家族が増える場合や介護の可能性があるなら、洗い場を広くする対策が必要です。高齢者が使うなら脱衣所との段差をなくしてバリアフリーにし、暖房を設置してヒートショック予防をしましょう。

浴室の素材を、冷たさが感じにくい素材に変えるのもおすすめです。また、転倒のリスクを低減するために滑りにくい床材、水はけの良い床材にするといった方法もあります。機能面では浴室乾燥機、ジェットバス、浴室テレビなどが選べます。

洗面所は収納の工夫を

洗面所については、家族が多いご家庭ならシステム洗面を選び収納を増やすと良いでしょう。洗面台の大きさやデザインに注目してしまい、必要な収納スペースが減ってしまった、という失敗例は珍しくありません。小物を入れるスペースの他、タオルや日用品を入れるスペースの確保も忘れないようにしましょう。見える位置に物を置きたくない、という方は三面鏡を選ぶことが多いです。

また、ドライヤーや髭剃りなど電化製品を使用するならコンセントの数や設置場所にも工夫が必要です。コンセントは完成後に追加するのが難しいので、きちんと計画しましょう。朝の支度時間が家族で重なるなら、ツインボウルにして待ち時間を解消するといった方法もあります。

川口市のグッドスマイルリフォームでは、トイレや洗面所などの水回りリフォーム業務を行っております。さいたま市、川口市近隣でリフォーム業者の利用を検討している場合は、ぜひグッドスマイルリフォームにお声かけください。